京都探訪日帰りツアー・交流ビアパーティーが行われました
2019-06-09
6月9日、ふるさと連恒例の「京都探訪日帰りツアー」を開催し、12県人会、合わせて34人が宇治の街を散策しました。
今回は京阪宇治駅を出発し、世界遺産の平等院鳳凰堂や宇治上神社を参拝してから散策路を抜けて、あじさいで知られる三室戸寺へ向かうコース。当日は雨天も心配されましたが、途中からは日光も差しこんで、傘の出番はありませんでした。
ツアーガイドは毎年好評をいただいている「らくたび」の山村純也さんにお願いしました。
源氏物語宇治十帖の舞台として知られる宇治。今回のツアーの道中にも源氏物語ゆかりの歌碑や古跡が点在しています。一方で、宇治川の戦いなど平安末期の源平合戦にまつわる伝説も多く、平等院では鳳凰堂を見る前に源頼政が自害したとされる「扇の芝」を訪れました。普段なら通り過ぎてしまいそうな場所で始まる山村さんのガイドから、街のあらゆるところに積み重なった歴史を感じます。
お昼は宇治川の河畔にある料亭「辰巳屋」へ。ここでは名物「宇治丸弁当」をいただきました。竹の皮を開くと、ひとつひとつ丁寧につくられた25種類以上のおかずが現れ、まるで宝箱のよう。目にも鮮やかなランチタイムとなりました。
途中、地域のお祭りのお御輿とすれ違う出来事も。三室戸寺のあじさいはまだ少し早いようでしたが、参加した方からは、普段訪れるとしても車を使うことが多い宇治の街を、山村さんの詳しいガイドとともにゆっくり歩けたのはいい機会だったとの声をいただきました。
なお、同日午後6時から京都ブライトンホテルにて「交流ビアパーティー」を開催しました。